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subjectivism

|sub/jec/tiv/ism|

C2

/səbˈdʒɛktɪvɪzəm/

真理・価値が主体に依存する

truth/values depend on the subject

語源
語源情報

「subjectivism」は英語に由来し、形容詞「subjective」と接尾辞「-ism」の結合で構成される。『subjective』は最終的にラテン語の「subjectus」(接頭辞「sub-」=下/下に、語根「iacere/jacere」=投げる・置く)に由来し、接尾辞「-ism」はギリシャ語の「-ismos」を経てラテン語で『学説・体系・慣行』を意味する。

歴史的変遷

「subjectivism」は英語で近代の哲学用語として成立し、ラテン語由来の「subjectivus」や中世フランス語の「subjectif」などを経て形成され、19–20世紀の認識論・倫理学・美学の議論で用いられるようになった。

意味の変化

当初は単に「主語・主体に関する」という意味だったが、次第に「真理・価値・認識が主体に依存するという学説」を指す語へと意味が変化した。

品詞ごとの意味

名詞 1

認識・真理・現実が観察者(心・経験・視点)に依存するとする立場(外界と独立した絶対的事実を否定する傾向)

Subjectivism in epistemology emphasizes how perception and belief shape what counts as knowledge.

認識論におけるsubjectivismは、知識と見なされるものがどのように知覚や信念によって形作られるかを強調する。

同意語

反意語

名詞 2

倫理学で、道徳的判断が客観的事実の記述ではなく個人の感情や態度(好悪・賛否)の表出であるとする立場(道徳的真理の客観性を否定)

Moral subjectivism holds that 'right' and 'wrong' reflect personal attitudes, so moral disagreement is often a clash of feelings.

道徳的subjectivismは「正しい」「間違っている」が個人の態度を反映すると主張し、道徳的対立はしばしば感情の衝突だと考える。

同意語

反意語

名詞 3

美学や価値論で、美的判断や価値判断が対象の客観的性質ではなく個人の好みや感情的反応によって決まるとする見方

Aesthetic subjectivism explains why people can reasonably disagree about what is beautiful.

美的subjectivismは、人々が何が美しいかについて合理的に意見が分かれる理由を説明する。

同意語

反意語

最終更新時刻: 2025/08/26 22:37